
ベンツCクラス エンジンルームから燃料のニオイがします
外気導入で室内にも入ってきます

下から点検

アンダーカバーの左側に漏れ跡があります

エンジンの左側を点検

左後方にフューエル高圧バルブがあります

下からフューエルホースが見えますが、著しく漏れてる様子ではありません



カプラーを抜いてカバーを外します

カバー裏に燃料汚れがあります

いちどカプラーを刺してエンジン始動点検をしますが、やはり漏れてはきません

主たる原因が目視出来ないのですが、ディーラーの見解によりますとゴムホースとホースバンドの劣化でニオイがする事例があるとの事でした

もしも高圧バルブからの漏れだと部品の値段が12万円します
まずはホース2本とホースバンドを交換して様子を見ます

タンク内の圧を抜きます
ホースを下から中間パイプと一緒に外します

純正ホースバンドはワンタッチ式


ホースが異型で元位置に通しにくいので、呼び線を引きながら抜きます


ホース一式 抜き取り


新品ホースと中間パイプを先に組み立てます
古いホースにヒビなどは無かったので、差し込み付近の劣化のようです


下から呼び線で通します

純正ホースバンドかしめ




エンジン始動 漏れ点検


アンダーカバー清掃

組付け完了

走行点検後、ニオイは止まっているので納車します
オーナー様にはしばらくニオイに注意してもらいます
(ニオイがまたするようなら高圧バルブの交換になります)

完成、納車になります
フューエル系の修理は火災の要因になるので、細心の注意が必要です









